言語習得の本質 – 英語を学ぶ恐怖を乗り越えた私の体験談

初めまして!

オンライン個別指導NEXELでプロダクトマネージャーを務めている韓国出身のキム・ミンソンです。これまでの学習経験を活かし、多くの方が自ら計画的に学習を進められるよう、オンラインタスク管理ツール「Notion」を活用して授業コンテンツの設計を担当しています。

今日は、言語習得の本質について、私が英語を学ぶ過程でどのように恐怖を乗り越えたのかという体験をお話ししたいと思います!皆様の言語学習の参考になれば幸いです。

まず、簡単に自己紹介をさせていただきます。私は韓国で生まれ、中学1年生の時に父の転勤でベトナムのハノイに移住しました。現地のインターナショナルスクールで5年間IB(インターナショナル・バカロレア)プログラムを履修し、卒業後は「まちづくり」に興味を持ち、慶應義塾大学に留学することになりました。現在、日本での生活も4年目を迎えています。

小学校から大学まで、私は3つの国を渡り歩き、韓国語・英語・日本語の3言語を話せるようになりました。しかし、その道のりの初期段階では、これらの言語をスムーズに使いこなせるわけではありませんでした。今回は、私がどのようにして異国の地で英語を身につけたのかをお話ししたいと思います。

英語に対する恐怖

家族旅行を除けば、英語を使う機会はほとんどありませんでした。英語を話す外国人と接する機会も、学校のネイティブ教師や塾だけでした。

学校や塾で英語のプレゼンや会話をするたびに、不慣れなためにいつも緊張していました。そして、ハノイのインターナショナルスクールで最初の授業を受けたとき、その恐怖はさらに大きくなりました。ある程度勉強はしていたものの、実際の場面では聞き取るのも難しく、自分の考えを伝えるのにも苦労しました。

それでも、私はどうして英語を身につけることができたのでしょうか? その答えは「自分を表現したいという強い意志」にありました。

言語はあくまで「ツール」、その「ツール」を活かして自分を表現しよう

私が英語に対して恐怖心や不安を感じていた理由は、「慣れていないこと」と、英語を単なる「評価の指標」として捉えていたことにありました。もちろん、学校や塾での暗記学習が悪いわけではありません。暗記を通じて語彙の幅が広がり、短期間で効果を実感できるのは事実です。しかし、自発的に学習しなければ、暗記は次第に退屈になり、繰り返される「評価」の中で一度でも良くない結果を出すと、それが恐怖につながってしまいます。

私も同じ経験をしました。その恐怖を乗り越えるのは大変でしたが、最終的には「自分の考えを伝えられていない」という事実に気づきました。

この経験を通じて、母国語の韓国語を使っていたときには意識しなかった、言語の本質――つまり「意思を伝えるためのツール」ということに気づくことができました。評価を気にするのではなく、自分の意志を伝えることを意識するようになると、英語を使う頻度が自然と増え、語彙力も向上しました。その結果、膨大な暗記をしなくても英語を話せるようになりました。

(母校の卒業式では、Valedictorian(卒業生総代)を務めさせていただきました!)

この過程を経て、同じ興味を持つ日本人の友人と親しくなり、日本で学びたいという目標を持つようになったわけです。

現在

(入学式の様子)

こうした経験を経て、日本に留学し、英語入試を経て慶應義塾大学総合政策学部に入学しました。日本語は基礎的なことしか学ばずに渡日しましたが、英語を習得した経験を生かし、自分の意思を伝えることを第一に考えました。また、相手の話の意図を読み取り、文脈を理解しながらコミュニケーションを図ることに努めました。その結果、日本語を本格的に学び始めてから3年目でJLPT1級を取得しました。

この経験を通じて、学びの本質や意義について深く考えるようになりました。学ぶことは、単なる評価のためではなく、自分が実現したいことのためのプロセスであると理解するようになりました。

(ゼミ活動の様子 @群馬県前橋市)

こうした理念のもと、多くの人が主体的に学べるようサポートするために、オンライン個別指導NEXELを立ち上げました。皆さんにとって、学びとは何でしょうか? 私にとって、学びは自己実現のプロセスです。

ぜひ、オンライン個別指導NEXELと一緒に、自らの学びを実践していきましょう。NEXELでは無料学習相談を実施しています。お気軽に申し込みフォームからお申し込みください!

2025年1月23日

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